女性なら誰でも経験しているPMS(月経前症候群)の症状。
ホルモンの関係で様々な不調が現れるPMSの症状の中に”イライラ”という症状がありますが、これは生理前だけじゃなく生理中にも起こるんです。
その原因は何なのか?調べてみました。
PMSって何?
PMSとは、月経前症候群のことです。
1人の女性でも毎月同じ症状が現れるわけではなく、毎月違った症状が現れることが当たり前。
毎月違った症状がいくつも現れるので、「私のPMSってコレなんだよね」と明確に説明できる女性は数少ないと思います。
PMSの症状は身体的症状と精神的症状の大きく2つに分けられ、すべての症状を合わせると200種類以上になります。
男性にはなかなか理解されにくいPMS。
PMSに悩まされる女性は決して少なくありません!
PMSの主な症状
200種類以上ある症状の中でも多くの女性に共通して現れる主な症状をピックアップしてみました。
★身体的症状
- 下腹部痛・腰痛
- にきび・吹き出物
- 体重増加
- 便秘・下痢
- 眠い
- 胸が張る
- etc…
★精神的症状
- 原因不明のイライラ
- 無気力
- 不眠
- 集中力の低下
- 憂鬱
- 疲れやすい・倦怠感
- パニック
- 判断力の低下
- etc…
人によってさまざまですが、これらの症状が重なって現れます。
どれか1つ、というわけではなく、大げさに言うとこれらの症状が一気に現れる人もいるというわけです。
では、どうしてPMSが起こるのでしょうか?
PMSの原因は何?
PMSの明確な原因は解明されていないようですが、様々な研究の結果をみると、主な原因は女性ホルモンと言われています。
そのホルモンというのが、「エストロゲン」と「プロゲステロン」
★エストロゲン→女性らしさを保つホルモン
★プロゲステロン→妊娠を助けるホルモン
排卵期頃になると、この2つのホルモンに大きく変動があります。
体の中で2つのホルモンバランスが均衡に保てなかった場合などに、PMSが起こるというわけですね(^^;)
私の場合、20代前半までは生理前症候群や月経痛などを経験したことがありませんでした。
ちょうど20代後半に差し掛かるときぐらいに、急に月経前症候群と月経痛を経験するようになったんです。
こういうのって体質というか、なりやすいなりにくいがあると思っていたので、私には関係ないと余裕かましてた昔の自分に言ってやりたい。
突然訪れる体の変化を舐めるなと。
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ホルモンのバランスが崩れる原因は?
女性にとって、ホルモンバランスを整えることはとても重要だといわれています。
赤ちゃんを産む産まないは別にしても、女性らしい体を作ってくれるのもホルモンが関係しているからです。
では、何をするとホルモンバランスが乱れてしまうのかと言うと…
- ストレス
- 喫煙・飲酒
- 性格や考え方
- 自律神経の乱れ
- 体力の低下
- etc…
上記のことなどが、ホルモンバランスを乱す原因だと考えられるようです。
私、色々と当てはまることが多そう…(^^;)
突如起こる、イライラの原因は?
PMSの症状で1番よく聞くのは”イライラ”という症状です。
私も生理前症候群を自覚してから、原因不明のイライラ・些細な事でのイライラが増えてきたように感じます。
そしてこれは、自分でコントロールできません。
普段であれば全くイライラしない些細な出来事にとてつもなくイライラするんです。
そしてそんなことでイライラしている自分にイライラし始めるんです。
もう、悪循環とはこのこと!!ってくらい悪循環ですよね。
あまりにもイライラしすぎてこんな本に手を出しそうになってしまう(´・ω・`)
生理中に起こるイライラの原因は、鉄分だった!
PMSは月経前症候群のこと、と説明いたしました。
月経前ということは、月経が始まったら治まるのでは?と思いますよね。
でも、生理中にもPMSと似たような症状が現れることだってあるんです。
私も経験したことがある、というか毎月のように訪れるイライラ。
生理前に現れることもあれば、本来ならPMSが治まるはずの生理中に現れることもあります。
生理前から生理中までずっと引きずることも普通にあります。
このイライラの原因は、なんと鉄分不足!!
鉄分は体の中で生成できない?!
実は、私たちの血液にとってとても大事な役割を果たしている鉄分は、体の中で作り出すことができません。
となると食物から摂取するしかないのですが、栄養バランスの偏った食事を摂ったところで得られる鉄分は少量。
なのに、生理中はどんどん血液が排出されるので、鉄分の消費も半端じゃないです。
体内で合成するのが難しい上にどんどん排出されていく…これも悪循環(´・ω・`)
生理中のイライラは、この悪循環によって生まれます。
鉄分を取るにはどうすればいい?
体内での合成が難しい鉄分も、食事やサプリメントを使って摂取していけば不足にはならないはず!
そこで、どんな食べ物を中心に摂ればいいのか調べてみました。
貧血の方、立ちくらみが多い方にもオススメですので、目を通してみてください。
★鉄分が多く含まれている食べ物
- レバー 高
- マグロ 高
- カツオ 高
- 煮干し 高
- 貝類
- ほうれん草
- 小松菜
- ヒジキ
- 大豆
- 卵・魚卵
高 [fac_icon icon=”hand-o-left” color=”#545454″ font_size=”20px”]このマークがついているものは、吸収率の高いものだそうです(^^♪
吸収率がいいものを食べていくと効率がいいかもしれませんね!
もちろん、吸収率が悪いからといって鉄分の補給にならないわけではないので、食べやすいものと組み合わせたりして摂取してください!
[fac_icon icon=”hand-o-down” color=”#dd3333″ font_size=”20px”]サプリメントでの摂取もオススメです★
まとめ。
女性ならほとんどが経験したことのあるPMS。
男性にはなかなかこの辛さを理解してもらえませんが、最近では生理休暇を設けている会社もあるほど。
”生理痛なんかで”とか”PMSなんかで”と固いことを言わずに、周りの女性がいつもと様子が違うなと思ったら、理解を示してもらえたり、気を使ってもらえると女性側としては助かります( ˘ω˘ )
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